2020年5月9日土曜日

2019年の30冊

ついぞ去年は一度も投稿しませんでしたね。
いつも暮れになるとその年に出た本のベストをFacebookに挙げたりしていたのですが、じつはお付き合いのある/あった著者の本を入れなきゃとか、割とそうした配慮で迷うのです。
だから5冊限定に絞ったりなどするのですが、本当は面白かった本いっぱいあるんです。
なので、Facebookではボツにしましたが、2019年に出た本の中で面白かった30冊、ここに挙げておきます。
必ずしも内容に全面的に共感したり支持したりというものばかりでないですが、部分的にはそれがあって読んでよかったと思えたものです。
黒丸はその中でも特に個人的に強いインパクトがあった本です。


阿部泰尚『保護者のためのいじめ解決の教科書』
荒木優太『無責任の新体系』
荒木優太編著『在野研究ビギナーズ』
●磯野真穂『ダイエット幻想』
稲葉振一郎『AI時代の労働の哲学』
打越正行『ヤンキーと地元』
大澤真幸『社会学史』
梶谷懐・高口康太『幸福な監視国家・中国』
香山リカ『ヘイト・悪趣味・サブカルチャー 根本敬論』
木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義』
●木村元彦『13坪の本屋の奇跡』
清田隆之『よかれと思ってやったのに』
國分功一郎『原子力時代における哲学』
小林エリコ『わたしはなにも悪くない』
小谷野敦『哲学嫌い』
白石あづさ『佐々井秀嶺、インドに笑う』
先崎彰容『バッシング論』
高野てるみ『ココ・シャネルの言葉』
常見陽平『僕たちは育児のモヤモヤをもっと語っていいと思う』
ナイツ『言い訳』
那嵯涼介『最強の系譜』
●濱野ちひろ『聖なるズー』
●福留崇広『さよならムーンサルトプレス』
古田徹也『不道徳的倫理学講義』
ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
●毎日新聞取材班『強制不妊』
松山正訓『いのちは輝く』
マルクス・ガブリエル他『未来への大分岐』
マレーナ&ベアタ・エルンマン『グレタ たったひとりのストライキ』
綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』